ルーミー(トヨタ)の車検を安く受ける方法について分かりやすくご紹介します。
車検を安く受けるためには「車検店舗選び」が重要です。
ルーミーの車検に必要な「法定費用」や「車検基本料金」。
車検見積もりを効率よく取る方法などについてもまとめています。
目次
車検が安い店舗の探し方
どこで車検を受けるかでルーミーの車検料金は変わってきます。
ルーミーの車検を安く受ける方法は、安い車検店舗を探すこと。
まず知っておく必要があるのは、ルーミーの車検費用が全国平均でいくらくらいなのか?
相場を知るということです。
ルーミー(トヨタ)全国平均の車検費用
相場がわかれば、その車検店舗の見積もりが高いのか?安いのか?判断基準になります。

全国平均の車検費用価格は【60,670円】です
以下の表はルーミーの全国平均の車検費用【60,670円】の内訳です。
上記画像はパッソ(トヨタ)の画像ですが、料金はルーミーと同じなので参考までに掲載。
全国平均算出資料出典:楽天車検
基本料金(※1) | 17,240円 |
自賠責保険 | 25,830円 |
重量税(※2) | 16,400円 |
印紙代(※3) | 1,200円 |
合計 | 60,670円 |
(※1)平均的な整備工場の料金です。 地域や車検店舗によって異なりますので参考程度にご覧ください。
(※2)エコカー減税に関しては考慮されていません。
(※3)指定工場(民間車検場)での料金です。認証工場の場合は印紙代が100~700円上乗せされることがあります。
お住まいの地域から車検が安く受けられる店舗を探す
車検基本料金とは
ルーミーの車検費用は全国平均で60,670円。
法定費用である「自賠責保険料」「重量税」「印紙代」は、どこで車検を受けても同じ金額です。(印紙代は車検店舗によって異なる場合があります)
法定費用とは何か?についてはこのページ内で記載しますが、まずは車検基本料金について説明したいと思います。
車検基本料金には「定期点検料」「完成検査料」「代行手数料」といった項目が含まれています。
法定費用は国に治める税金ですので、どこで車検を受けても印紙代は数百円の違いはあるにせよ「ほぼ同じ」です。
しかし車検基本料金は違います。
車検基本料金は、車検店舗側で金額の設定を行います。
いわゆる車検店舗の利益となるのが「車検基本料金」です。
「車検基本料金が高い」
「車検基本料金が安い」
この違いは何なのか?
何か違うのか?

違いはありません。
車検の検査員、車検に通る車の状態に整備をする整備士。
これらは国家資格を持った専任のスタッフが行います。
車検は国が指定した点検項目をはじめ、車検に通る基準などが定められています。
その定められた基準に沿って、国家資格を持った検査員や整備士が「点検整備」「完成検査」を行い書類を作成して車検は終了します。
車検基本料金が違ってもやることは同じです。

「車検基本料金が安い」ところです
お住まいの地域から車検が安く受けられる店舗を探す
車検法定費用とは
車検を受ける際に必ず必要になるのが「法定費用」です。
車検法定費用とは?
- 自賠責保険料
- 重量税
- 印紙代
この3つのことです。
トヨタ ルーミーの車検法定費用
自賠責保険料 | 25,830円 |
重量税(※1) | 16,400円 |
印紙代(※2) | 1,200円 |
合計 | 43,430円 |
(※1)エコカー減税に関しては考慮されていません。
(※2)指定工場(民間車検場)での料金です。認証工場の場合は印紙代が100~700円上乗せされることがあります。
①自賠責保険料
自賠責保険料は「すべての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険」です。
自賠責保険料の補償範囲
対人 | 対物 |
障害時 120万円 |
補償なし |
死亡時 3,000万円 |
補償なし |
後遺障害時 4,000万円 |
補償なし |
自動車事故の場合、上記補償内容ではカバーできないことが多いため「任意保険」に加入します。
「任意」ですので強制力はありません。車検を受ける際にも関係ないと言えばないです。
しかし「自賠責保険料」は車検を受ける際に必ず加入し納めなければならないものです。
②重量税
重量税は自動車の重さによって定められた金額です。
「トヨタ ルーミー」は【0.5トン超~1トン以下】ですので重量税は16,400円です。
(エコカー減税対象車以外で登録から13年未満の場合)
③印紙代
印紙代は車検の審査、車検適合証発行に関わる手数料のことです。
印紙代は「どこで車検を受けるのか」で若干異なります。
指定工場 | 認定工場 | |
5ナンバー | 1,100円 | 1,700円 |
3ナンバー | 1,100円 | 1,800円 |
軽自動車 | 1,100円 | 1,400円 |
ルーミーの車検を安くする車検店舗を探すポイントのまとめ
- 車検基本料金は14,000前後の車検店舗を探すことがベスト
- 車検法定費用はどこで車検を受けても変わらない
お住まいの地域から車検が安く受けられる店舗を探す
トヨタのディーラーで車検を受けるメリットとデメリット
「ディーラーは車検が高い!」とよく聞きませんか?
トヨタのディーラーでルーミーの車検を受けるメリットとデメリットについて紹介します。
ルーミーの車検をディーラーで受けた際にかかる費用
以下はトヨタのディーラーでルーミーの車検を受けた際にかかる費用の内訳です。
【以下「77,674円」の車検料金内訳】
基本料金(※1) | 34,344円 |
自賠責保険 | 25,830円 |
重量税(※2) | 16,400円 |
印紙代 | 1,100円 |
合計 | 77,674円 |
(※1)トヨタのディーラーでも販売店や地域によって異なることがあります。
(※2)エコカー減税に関しては考慮されていません
ルーミーの車検をディーラーで受けるメリット
トヨタブランドの安心感
何と言っても「トヨタ」というイメージに対する安心感が一番ではないでしょうか。
「安心」「技術」「安全」といったことがトヨタで車検を受ける一番のメリットかもしれません。
トヨタ純正のパーツを使用する
ディーラー以外の車検工場はトヨタ純正以外の「汎用部品」を使用することがあります。
トヨタで車検を受けると交換部品は「トヨタ純正部品」を使用するので高品質という安心感があります。
確かな技術と情報量
トヨタで車検を受けた後に不具合があってはトヨタブランドに傷がつきます。
ルーミーの情報量をトヨタ以上に持っているところはありません。
トヨタという看板を背負っているので、確かな技術を持った整備士・車検検査員が責任をもってルーミーの車検を行います。
ルーミーの車検をディーラーで受けるデメリット
一番のデメリットは「車検費用が割高」であることです。
他と比較して割高な項目は【車検基本料金】です。
ルーミーの車検基本料金は全国平均価格で「17,240円」。
トヨタのディーラーは「34,344円」
その差額は「17,000円」ほどです。
ディーラーの車検基本料金内訳
以下はトヨタのディーラーで車検を受けた際にかかる「車検基本料金」の内訳です。
【車検基本料金内訳】
定期点検料 | 12,960円 |
完成検査料 | 11,880円 |
代行手数料 | 9,504円 |
合計 | 34,344円 |

【車検基本料金】が他と比べて高いこと。
安心や安全、確かな技術に対して支払う対価だと思ってディーラーで車検を受けるのか?
やることは同じだから、ディーラー以外で車検を受けるのか?そこはあなたの判断になると思います。
ルーミーの車検見積り方法
効率よくルーミーの車検見積りを取る方法について。
「とにかく少しでも車検を安く済ませたい」
ルーミーの車検を最安値で受ける方法は「車検店舗の選び方」と「見積りを効率よく取る」ことです。
相見積りを取って比較する
ルーミーの車検を最安値で受けることができる車検店舗を探す一番の方法は「相見積もりを取る」ことです。
最低2か所、できれば3か所で見積もりを取ることで一番安く受けられる車検店舗がわかります。
車検の予約
自宅や職場から近いところで、キャンペーンや特典が豊富な車検店舗を自身で情報収集するのは面倒ではないでしょうか。
そこでネットで車検の予約を取ります。
予約と言っても「車検見積りの予約」を取るわけです。
車検見積もりの予約=そこで車検を受けなければならない
というわけではありません。
ネットで車検見積もり作業の予約をとる最大のメリットとは?
ほぼ待ち時間なく車検見積もり作業をやってもらえることです。
車検見積もり作業にかかる費用も無料です。
車検見積もり金額に納得できない場合、検討しますと一旦お断りをすることもできます。
流れは以下の手順です。
- ネットで条件の良さそうな近隣の車検店舗を2~3店舗ピックアップ
- 一番気になるところに「車検予約」の申し込みをする
- 申し込んだ車検店舗で見積もりを取る
- ピックアップした車検店舗の第2・第3候補の店舗に見積り書を持っていく
- 実際に車両を見せるのではなく見積書を見せて「こちらで車検を受けた場合いくらになりますか?」という感じで見積もりを出してもらう
車検の見積もりを出すためには、実際にルーミーを車検店舗に持ち込みます。
直接見てみないことには、ルーミーの車検にかかる正確な見積もり金額は出ません。
車検見積りにかかる時間はおおよそ30~40分。
混雑していて待ち時間があれば、車検見積もり金額が出るまでに1時間以上なんてこともあります。

次の店舗では見積書を持って金額を出してもらえるので効率が良いです
見積書で注目すべきポイント
2~3か所の車検店舗で見積もりを取ったら、見積書の内容を比較しましょう。
以下の項目はチェックすべきポイントです。
- 車検基本料金
- 交換部品の価格
- 工賃
- 代車を借りる場合、有料か無料か?
- 早期予約割引
- 整備補償の期間と補償内容
- スタッフの対応
- 交換部品が必要な場合、納得できる説明があったか?
初回車検でも交換したほうが良い箇所
車検のサイクルは
- 新車購入から3年後、1回目の車検を受ける
- 2回目からは2年ごとに車検を受ける
これが車検のサイクルです。
ルーミーの初回車検の場合、交換部品もほとんどないことが多いので最低限の内容で車検が済むことが多いです。
しかし今回車検を受けると次回は2年後。
車検を受けたら車は完全に良い状態になる。
そう思っている人が結構いらっしゃいます。
2年後の車検までは安全にルーミーに乗りたいのは当たり前のことですよね。
何もかもをケチると車検を受けてから次の車検までの2年の間で、何かしらのトラブルになることもあります。
その点を踏まえて、以下の項目は車検時に交換しておくことをオススメします。
エンジンオイル交換
出典:トヨタ公式サイト
トヨタの公式サイトでも表記されている通り
- 7,500キロ
- 6か月
いずれかを経過したタイミングでエンジンオイル交換することが推奨されています。
エンジンオイル交換2回のうち1回は、オイルエレメントも交換することがベストです。
ブレーキオイル
ブレーキパットが消耗してくると、ブレーキオイルが減ってきます。
ブレーキパットを交換する際はブレーキオイルも同時に交換が必須です。
車検時にブレーキパットの交換は必要なくても、ブレーキオイルは交換することをオススメします。

ブレーキの利きが良くなります。
交換部品や整備箇所が多い場合
ルーミーの車検を通すために
- タイヤ交換
- バッテリー交換
- ブーツ関連の交換
- ブレーキパット
こういった交換部品が発生することがあります。
交換しないと車検に通らないもの、交換しなくても車検には通るけど遅かれ早かれ交換が必要。
車検を受けてからの2年間、安全に走行できるように交換したほうが良い部品もあります。
この時に注意すべき点が2点。
- 部品(商品)の価格
- 作業工賃
部品(商品)も作業工賃も車検店舗によって価格が異なります。
特にタイヤは数万円するので車検料金と合わせると高額になります。
作業工賃も車検時に同時交換で割引を適用するところと、作業工賃は技術料として「きっちりとる」ところに分かれます。
そこで「交換部品や整備箇所が多い場合」に選ぶべき車検店舗としてカー用品店をオススメします。
「オートバックス」や「イエローハット」ではタイヤの売り出しを定期的に実施しています。
車検合計金額を他店と比較した場合、数千円から数万円安く済むことがあります。
お住まいの地域から車検が安く受けられる店舗を探す
ネットの価格もチェック
特に「タイヤ」「バッテリー」に関してですが、ネットで購入したほうが安いことがあります。
タイヤはネットで購入して交換作業を行う店舗まで紹介してくれるサービスがあります。
ネットでタイヤが安いところ
「タイヤ購入と取付予約サービス【TIREHOOD(タイヤフッド)】 」
TIREHOOD(タイヤフッド)の特徴
- タイヤが安い
- 取り付けまでの待ち時時間がゼロ
- 6か月のパンク補償
- 他社と比較してもタイヤ交換に必要な工賃が安い
ネットでバッテリーが安いところ
ルーミーのアイドリングストップ車用バッテリー品番はM-65です。
カー用品店のオートバックスやイエローハットで購入すると2万円くらいします。
楽天市場やAmazonでは8,000円くらいで購入できます。
その差は12,000円。
バッテリーはネットで購入したほうが安いです。

「バッテリーは持ってますので取り付けのみお願いできますか?」
車検を受ける際にお願いして断られたことはありません。
ルーミーの車検が切れていたら
車検が切れたルーミーで公道を走ることはできません。
車検が切れると自賠責保険の有効期限も切れていることが多いです。
【車検切れの罰則について】
出典:楽天車検公式サイト
車検が切れたまま公道を走った場合
(無車検車運行:道路運送車両法違反)
- 違反点数6点
- 30日間の免許停止
- 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
自賠責保険が切れたまま公道を走った場合
(自動車損害賠償保障法違反)
- 違反点数6点
- 30日間の免許停止
- 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
車検+自賠責保険が切れたまま公道を走った場合
- 違反点数12点
- 90日間の免許停止
- 1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金
車検の引き取り納車サービス
ルーミーの車検が切れてしまった場合、引き取り納車してくれる車検工場へ依頼することをオススメします。
あなた自身が公道を走る必要もなく、車検が終わったら納車までしてくれる便利なサービスです。
車検にかかる費用が思った以上に高かった場合
ルーミーの車検見積もりを取ってみると思った以上に高かった・・・
こんなこともあります。
新しい車に乗り換えを検討。
今乗っているルーミーを売る。
この時に少しでも高く売れれば、乗り換える車の頭金の足しになります。
ディーラーに「下取り」として出すと損をします。
ルーミーを高く売る方法は「買取専門店」に売ることです。

「しつこい」などの苦情も少なくありませんでした。
ルーミーの高額買取が期待できる「UcarPAC」(ユーカーパック)
実際に「UcarPAC」(ユーカーパック)を利用した方々のアンケート結果で目立ったのは
- 下取りよりも高く売れた
- 電話が沢山掛かってこない
- 安心して利用できた
このような内容が多いです。
以下は「UcarPAC」(ユーカーパック)を利用した方々の口コミ評価です。
車種:マツダ アクセラスポーツ
年式:H26年01月(2014年1月)
走行距離:23,022 km
UcarPAC売却価格:142.2万円当初ディーラーでの売却を考えていましたが、インターネットでUcarPACを見つけ依頼しました。
以前複数社の査定を出した際は嫌というほど電話が鳴りましたが、もちろん今回はそういうことはなく、
担当者もとても親切で、迅速に+25万程高額で売却となりました。本当にありがとうございました。
車種:スズキ ワゴンR
年式:H31年02月(2019年2月)
走行距離:101 km
UcarPAC売却価格:110.0万円今回は大変お世話になりました。ネットで申し込んでからの対応も早く、
査定日を決める際も、こちらの都合に合わせて下さり、大手数社をまとめて申し込めるサイトとは段違いの対応でした。
希望値よりは低く落札されましたが、それでも少しでも希望値に近くなるよう、落札後も交渉していただき、大変満足のいく額で取引できました。
大手ではこの額は出ず、約15万もの差がありました。また機会がありましたら是非お願い致します。この度はありがとうございました。
出典:「UcarPAC」(ユーカーパック)公式サイト
車種:ホンダ バモスホビオ
年式:H18年08月(2006年8月)
走行距離:57,470 km
UcarPAC売却価格:30.2万円思いのほか高く売れたので、愛着のある車に、別れる淋しさをまぎらわせてくれました。
査定も近くのガソリンスタンドで公平な感じを受けました。 連絡もメールや電話で担当さんの感じが良く安心してお願いできました。
買ってくださった買取店さんも良い人でした!
出典:「UcarPAC」(ユーカーパック)公式サイト
ルーミーの車検を安く受ける方法のまとめ
- どこで車検を受けるかでルーミーの車検料金は変わってくる
- ルーミー車検費用の全国平均金額
- 車検基本料金は車検店舗によって違う
- 車検基本料金はなぜ違うのか?
- 車検法定費用とは
- ルーミーの車検を安くする車検店舗を探すポイント
- ディーラーで車検を受けるメリットとデメリット
- ルーミーの車検見積りを効率よく取る方法
- 車検見積書で注目すべきポイントとは?
- 初回車検でも交換したほうが良い箇所
- 交換部品や整備箇所が多い場合の車検店舗の選び方
- ルーミーの車検が切れていたら
- ルーミーの車検にかかる費用が思った以上に高かった場合